京都と奈良県の境にある、あじさいの名所で知られている「岩船寺」

インスタ映えする写真を撮れると人気の場所です。

歴史もあり外国人の方にも人気の観光名所となっています。

岩船寺の歴史は寛永九年(西暦1632年)で文化財が多くあります。

・阿弥陀如来坐像(重要文化財)

胎内に「□□九年丙午九月二日丑丁」の墨書銘文を持ち、元号が判別できないが九年が干支の丙午に当たる年は村上天皇の天慶九年しかなく、貞観時代から藤原時代初期の制作と見られる10世紀中期を代表する貴重な尊像である。

・普賢菩薩騎象像(重要文化財)

寺伝によると智泉大徳作と伝わるが、智泉は画技にすぐれており、伯父である弘法大師の指導で騎象像を書写し、この図像をもとに藤原時代初期の仏師によって制作されたと考えられる。

・隅鬼(重要文化財)

三重塔の四隅の垂木を支えるユーモラスな木彫

・三重塔(重要文化財)

寺伝によると智泉大徳入滅のあと十年が過ぎて、承和年間に仁明天皇が智泉の遺徳を偲んで宝塔を建立したと伝わる。

・十三重石塔(重要文化財)

高さ5.5mで、壇上積の基壇の上に設けられ、初重から相輪に至るまで大きさが整い、軒反りも緩やかで、初重の塔身の四面には金剛界四仏の梵字、東面にはウン
昭和十八年(1943年)の石塔積み直し修理の際、軸石のくぼみの中に水晶の五輪舎利塔が発見された。

など数多くの重要文化財を拝観出来ます。